UE5でゲーム制作を始める方法と初心者向けチュートリアル

UE5でゲーム制作を始める

UE5でゲーム制作を始めるための3ステップ
🖥️
環境構築

UE5のインストールと初期設定

🎮
基本操作の習得

インターフェースとツールの使い方

🚀
プロジェクト作成

簡単なゲームの制作と拡張

3DCGゲームワールド制作入門
Unreal Engine 5ではじめる! 3DCGゲームワールド制作入門


 

UE5で初めてのゲーム制作環境構築

Unreal Engine 5(UE5)でゲーム制作を始めるには、まず適切な環境を整える必要があります。以下に、環境構築の手順を詳しく解説します。

  1. システム要件の確認
    UE5を快適に動作させるには、以下の最低システム要件を満たす必要があります:

 

• OS: Windows 10 64-bit
• プロセッサ: クアッドコア 2.5 GHz以上
• メモリ: 8 GB RAM以上
• グラフィックス: DirectX 11または12対応のGPU
• ストレージ: 100 GB以上の空き容量(SSD推奨)

  1. Epic Games Launcherのインストール
    UE5をインストールするには、まずEpic Games Launcherをダウンロードする必要があります。

 

Epic Games Launcherのダウンロードページ(公式サイト)

 

このリンクから、Epic Games Launcherのインストーラーをダウンロードし、指示に従ってインストールを完了します。

  1. UE5のインストール
    Epic Games Launcherを起動し、左側のメニューから「Unreal Engine」を選択します。「ライブラリ」タブで「+」ボタンをクリックし、UE5の最新バージョンを選択してインストールします。
  2. Visual Studioのインストール(オプション)
    C++でのプログラミングを行う場合は、Visual Studioのインストールが必要です。UE5と互換性のあるバージョンを選択してください。

 

Visual Studioのセットアップガイド(UE5公式ドキュメント)

 

このリンクでは、UE5用のVisual Studioセットアップ方法が詳しく解説されています。

  1. 初期設定
    UE5を初めて起動する際、いくつかの初期設定が必要です。言語設定、プロジェクトの保存場所、使用するプログラミング言語(BlueprintかC++)などを選択します。

 

環境構築のポイント:
• SSDの使用:UE5は大容量のデータを扱うため、SSDの使用が強く推奨されます。
• グラフィックス設定:UE5は高度なグラフィックス機能を使用するため、GPUのドライバーを最新にすることが重要です。
• メモリ管理:UE5は多くのメモリを使用するため、不要なアプリケーションを閉じてメモリを確保することをおすすめします。

 

UE5の基本操作とインターフェース解説

UE5のインターフェースは直感的に設計されていますが、初心者には少し複雑に感じるかもしれません。ここでは、主要な操作方法とインターフェースの要素を解説します。

  1. レベルエディタ
    レベルエディタは、ゲームの3D環境を構築する中心的な場所です。

 

主な操作方法:
• カメラ移動:マウスの右クリック + WASD
• オブジェクトの選択:左クリック
• オブジェクトの移動:選択後、ギズモを使用

  1. コンテンツブラウザ
    ゲームで使用するアセット(3Dモデル、テクスチャ、サウンドなど)を管理する場所です。

 

使い方のコツ:
• フォルダ構造を整理して、アセットを効率的に管理する
• 検索機能を活用して、必要なアセットを素早く見つける

  1. ブループリントエディタ
    ビジュアルスクリプティングを行うためのツールです。

 

基本的な操作:
• ノードの追加:右クリック → 必要な機能を検索
• ノードの接続:ピンをドラッグ&ドロップ

  1. マテリアルエディタ
    オブジェクトの見た目を定義するマテリアルを作成・編集するツールです。

 

重要な概念:
• ベースカラー、メタリック、ラフネスなどの基本的なマテリアルプロパティ
• テクスチャマッピングとUV座標

  1. アニメーションツール
    キャラクターやオブジェクトのアニメーションを作成・編集するためのツールセットです。

 

主要な機能:
• アニメーションシーケンスの作成と編集
• アニメーションブループリントによる高度な制御

 

UE5の操作に慣れるためのヒント:
• 公式チュートリアルを活用する
• ショートカットキーを覚える(例:Ctrl+S for保存、F for フォーカス)
• コミュニティフォーラムで質問し、他の開発者と交流する

 

UE5インターフェースの詳細ガイド(公式ドキュメント)

 

このリンクでは、UE5のインターフェースについて詳細な解説が提供されています。初心者の方は、このガイドを参考にしながら操作方法を学ぶことをおすすめします。

 

UE5を使った簡単なゲームプロジェクトの作成手順

UE5の基本を理解したら、実際に簡単なゲームプロジェクトを作成してみましょう。ここでは、基本的な3Dアクションゲームの作成手順を解説します。

  1. プロジェクトの作成
    • Epic Games Launcherを起動し、「Unreal Engine」→「ライブラリ」を選択
    • 「新規プロジェクト」をクリック
    • テンプレートとして「Third Person」を選択(基本的な3Dキャラクター制御が含まれています)
    • プロジェクト名と保存場所を設定し、「作成」をクリック
  2. レベルデザイン
    • コンテンツブラウザから基本的な3Dオブジェクト(キューブ、球体など)をドラッグ&ドロップしてレベルを構築
    • 地形ツールを使用して、より自然な環境を作成
  3. プレイヤーキャラクターのカスタマイズ
    • 「Content」→「ThirdPerson」→「Blueprints」→「BP_ThirdPersonCharacter」をダブルクリック
    • キャラクターの移動速度、ジャンプ力などを調整
  4. 簡単な敵キャラクターの追加
    • 新しいブループリントクラスを作成(右クリック→「ブループリント」→「クラス」→「Character」)
    • AI行動を設定(NavMesh、Behavior Tree、Blackboardを使用)
  5. ゲームルールの設定
    • 「Content」→「ThirdPerson」→「Blueprints」→「BP_ThirdPersonGameMode」を編集
    • スコアシステム、勝利条件などを追加
  6. UI(ユーザーインターフェース)の作成
    • 新しいWidget Blueprintを作成し、スコア表示などのUI要素を追加
    • ゲームモードブループリントでUIを表示するよう設定
  7. サウンドの追加
    • コンテンツブラウザにサウンドファイルをインポート
    • 適切な場所(キャラクターの動作、環境音など)にサウンドキューを配置
  8. ライティングとポストプロセスの調整
    • 指向性ライト、ポイントライトなどを配置してシーンを照らす
    • ポストプロセスボリュームを追加し、色調や被写界深度などを調整
  9. パッケージングとテスト
    • 「ファイル」→「パッケージプロジェクト」を選択
    • 対象プラットフォームを選択し、ゲームをビルド
    • ビルドされたゲームを実行してテスト

 

プロジェクト作成のポイント:
• モジュール化:機能ごとにブループリントを分けて管理する
• アセット命名規則:一貫性のある命名規則を使用し、管理を容易にする
• バージョン管理:Gitなどのバージョンコントロールシステムを使用する

 

UE5での最初の1時間(公式オンラインコース)

 

このリンクでは、UE5を使った基本的なゲーム制作プロセスが詳しく解説されています。初心者の方は、このコースを参考にしながら実際にプロジェクトを進めることをおすすめします。

 

UE5のブループリントシステムを活用したゲーム制作

UE5のブループリントシステムは、プログラミングの知識がなくてもゲームロジックを構築できる強力なビジュアルスクリプティングツールです。以下に、ブループリントを効果的に活用するためのポイントを解説します。

  1. ブループリントの種類
    • アクターブループリント:ゲーム内のオブジェクトの動作を定義
    • レベルブループリント:レベル全体に関わる処理を記述
    • アニメーションブループリント:キャラクターのアニメーション制御に使用
    • ウィジェットブループリント:UIの設計と機能実装に使用
  2. 変数の活用
    • 適切な変数型の選択(Boolean、Float、Vector等)
    • 変数のカテゴリ分けと説明の追加で管理を容易に
  3. 関数とマクロの作成
    • 頻繁に使用する処理を関数化
    • 複雑な処理をマクロにまとめて再利用性を高める
  4. イベントの活用
    • BeginPlay、Tick等の基本イベントの理解
    • カスタムイベントの作成と呼び出し
  5. フロー制御
    • Branch(分岐)、Sequence(順序実行)、For Loop(繰り返し)等の制御ノードの使用
  6. デバッグ技術
    • Print Stringノードを使用したデバッグ情報の表示
    • ブレークポイントの設定とウォッチウィンドウの活用
  7. インターフェースの活用
    • 異なるブループリント間での共通機能の実装
    • 柔軟性と再利用性の向上
  8. 最適化テクニック
    • ティックイベントの使用を最小限に
    • 複雑な計算の結果をキャッシュ

 

ブループリント活用のポイント:
• モジュール化:機能ごとに小さなブループリントに分割
• コメントの活用:複雑なノードグラフにコメントを追加して可読性を向上
• テンプレートの作成:頻繁に使用するパターンをテンプレート化

 

UE5ブループリントビジュアルスクリプティングガイド(公式ドキュメント)

 

このリンクでは、UE5のブループリントシステムについて詳細な解説が提供されています。基本的な概念から高度なテクニックまで、幅広く学ぶことができます。

 

UE5で3Dモデルやアセットを使用したゲーム開発のコツ

UE5では、高品質な3Dモデルやアセットを効果的に活用することで、見栄えの良いゲームを短期間で開発することができます。以下に、3Dモデルやアセットを使用したゲーム開発のコツを

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関連)クーポンと特典で、2550円引きで電子本をゲットする方法