UE5 プラグインの作成方法と使い方

UE5 プラグインの基本と作成手順

UE5プラグイン開発の基礎知識
🧩
機能拡張

エンジン機能の拡張や新機能追加が可能

🔄
再利用性

複数プロジェクトで共有・再利用可能

🛠️
開発効率化

モジュール化による開発・保守の効率化

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UE5プラグインの概要と種類

UE5(Unreal Engine 5)のプラグインは、エンジンの機能を拡張したり、新しい機能を追加したりするための強力なツールです。プラグインを活用することで、開発の効率化や機能の再利用性を高めることができます。

 

UE5プラグインには主に以下の種類があります:

 

• コンテンツのみのプラグイン:アセットやブループリントのみで構成
• C++プラグイン:C++コードを含むプラグイン
• エンジンプラグイン:エンジン本体に組み込まれるプラグイン
• プロジェクトプラグイン:特定のプロジェクト用のプラグイン

 

プラグインの種類や用途に関する詳細な情報は以下のリンクで確認できます:

 

UE4公式ドキュメント:プラグインの概要と種類

 

UE5プラグインの作成ステップ

UE5でプラグインを作成する基本的な手順は以下の通りです:

  1. エディタでプラグインを作成

    • [Edit] > [Plugins] メニューを開く
    • [Add] ボタンをクリックし、プラグインの種類を選択
    • プラグイン名や作者情報を入力

  2. プラグインの構造を設定

    • .upluginファイルを編集してプラグインの基本情報を設定
    • 必要なモジュールやデペンデンシーを定義

  3. プラグインのコンテンツを実装

    • C++コードを記述(C++プラグインの場合)
    • ブループリントやアセットを作成

  4. プラグインをビルドしてテスト

    • Visual Studioでプラグインをビルド
    • エディタでプラグインを有効化してテスト

  5. プラグインのパッケージングと配布

    • プラグインをパッケージ化
    • Marketplaceへの公開や他プロジェクトでの使用

 

プラグイン作成の詳細な手順については、以下のリンクが参考になります:

 

Qiita記事:UnrealEngineのPlugin化のすすめ

 

UE5プラグインのファイル構成

UE5プラグインの基本的なファイル構造は以下のようになります:

MyPlugin/

├── Config/
│ └── DefaultMyPlugin.ini
├── Content/
│ └── (プラグインのアセット)
├── Resources/
│ └── Icon128.png
├── Source/
│ └── MyPlugin/
│ ├── Private/
│ │ └── MyPlugin.cpp
│ ├── Public/
│ │ └── MyPlugin.h
│ └── MyPlugin.Build.cs
└── MyPlugin.uplugin

 

• Config/:プラグインの設定ファイル
• Content/:プラグインで使用するアセット
• Resources/:アイコンなどのリソース
• Source/:C++ソースコード
• .uplugin:プラグインの定義ファイル

 

プラグインのファイル構成に関する詳細は、以下のリンクで確認できます:

 

Epic Games公式ドキュメント:Unreal Engineでのプラグイン

 

UE5プラグインのC++実装方法

C++でUE5プラグインを実装する際の主なポイントは以下の通りです:

  1. モジュールの定義

    • MyPlugin.Build.csファイルでモジュールの依存関係を設定

  2. プラグインのメインクラス実装

    • FMyPluginModuleクラスを実装し、StartupModule()とShutdownModule()をオーバーライド

  3. 機能の実装

    • 必要な機能をクラスやメソッドとして実装
    • UE5のAPIを活用して、エンジンと連携

  4. ビルドとデバッグ

    • Visual Studioでプラグインをビルド
    • デバッガを使用して問題を特定・修正

 

C++プラグインの実装例や詳細な手順については、以下のリンクが参考になります:

 

Qiita記事:【UE5】C++ を用いたオリジナルプラグインの作成方法

 

UE5プラグインのBP実装テクニック

ブループリント(BP)を使用してUE5プラグインを実装する際の主なテクニックは以下の通りです:

  1. コンテンツのみのプラグイン作成

    • エディタでBlueprintプラグインを選択して作成

  2. ブループリントライブラリの活用

    • 汎用的な機能をブループリントライブラリとして実装

  3. アクターコンポーネントの活用

    • 再利用可能な機能をアクターコンポーネントとして実装

  4. インターフェースの活用

    • 柔軟な機能拡張のためにブループリントインターフェースを使用

  5. データアセットの活用

    • 設定データなどをデータアセットとして管理

 

BPプラグインの実装例や詳細なテクニックについては、以下の動画チュートリアルが参考になります:

 

 

UE5プラグインの開発は、エンジンの機能を拡張し、開発効率を向上させる強力な手段です。C++とブループリントを適切に組み合わせることで、柔軟で再利用性の高いプラグインを作成できます。

 

プラグイン開発の際は、以下の点に注意しましょう:

 

• モジュール性を意識した設計
• 適切なドキュメンテーション
• バージョン管理とメンテナンス計画
• パフォーマンスとメモリ使用量の最適化

 

また、UE5の新機能であるNaniteやLumenとの互換性も考慮することで、より高品質なプラグインを開発できます。

 

プラグイン開発の経験を積むことで、UE5の深い理解と高度な開発スキルを獲得できるでしょう。ぜひ、自分のアイデアを形にするプラグインの開発に挑戦してみてください。

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