blender ループツールとアドオンで効率化

Blenderのループツールとアドオンを活用してモデリングを効率化する方法を紹介します。初心者から上級者まで使える便利な機能とは?どの機能が最も役立つのでしょうか?

blender ループツールの使い方

blender ループツールの主な機能
🔄
ブリッジ機能

離れた辺同士を接続

サークル機能

選択した頂点を円形に配置

📏
フラット化機能

選択した頂点を平面に整列

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blender ループツールのブリッジ機能

ブリッジ機能は、Blenderのループツールの中でも特に便利な機能の一つです。この機能を使うと、離れた辺同士を簡単に接続することができます。

 

使い方は以下の通りです:

  1. 編集モードに入る
  2. 接続したい2つの辺ループを選択
  3. ループツールのブリッジ機能を選択

 

ブリッジ機能を使用する際は、以下の点に注意しましょう:

  • 選択する辺ループの頂点数が同じであること
  • 接続したい方向に辺ループが向いていること
  • 複雑な形状の場合、予期せぬ結果になる可能性があるため、事前にバックアップを取ること

 

ブリッジ機能の詳細な設定については、以下のBlender公式ドキュメントを参照してください。

 

Blender公式ドキュメント:Bridge Edge Loops

blender ループツールのサークル機能

サークル機能は、選択した頂点を円形に配置する機能です。この機能は、円筒形のオブジェクトを作成する際や、既存のメッシュを円形に整形する際に非常に便利です。

 

サークル機能の使用手順:

  1. 編集モードで円形にしたい頂点を選択
  2. ループツールのサークル機能を選択
  3. 必要に応じて、半径や回転角度などのパラメータを調整

 

サークル機能を使用する際のコツ:

  • 選択する頂点の数が多いほど、より滑らかな円が作成できます
  • 中心点を指定することで、特定の点を中心とした円を作成できます
  • 平面に沿って円を作成する場合は、事前にフラット化機能を使用すると良いでしょう

 

サークル機能の応用例として、歯車やタイヤのモデリングがあります。これらの対称性のある形状を作成する際に、サークル機能を活用することで作業効率が大幅に向上します。

blender ループツールのフラット化機能

フラット化機能は、選択した頂点を平面上に整列させる機能です。この機能は、不規則な表面を平らにしたり、特定の軸に沿って頂点を整列させたりする際に役立ちます。

 

フラット化機能の使用方法:

  1. 編集モードでフラット化したい頂点を選択
  2. ループツールのフラット化機能を選択
  3. フラット化の基準となる軸や平面を指定

 

フラット化機能を効果的に使用するためのヒント:

  • 大きな面積をフラット化する場合は、段階的に適用すると自然な結果が得られます
  • エッジフローを維持するために、周囲の頂点との関係性に注意しましょう
  • フラット化後に、スムーズ機能を適用すると、より自然な表面が得られます

 

フラット化機能は、建築モデリングや地形作成において特に有用です。例えば、不規則な地形をテラス状に整形する際に、この機能を活用することで効率的に作業を進められます。

blender ループツールのリラックス機能

リラックス機能は、選択した頂点の位置を平均化し、メッシュの張力を緩和する機能です。この機能を使用すると、急激な形状変化を滑らかにし、より自然な曲面を作成することができます。

 

リラックス機能の使用手順:

  1. 編集モードでリラックスさせたい領域の頂点を選択
  2. ループツールのリラックス機能を選択
  3. 適用回数や強度を調整して、望ましい結果を得る

 

リラックス機能の活用ポイント:

  • 有機的なモデリングにおいて、自然な曲線を作成する際に効果的です
  • トポロジーの修正や、ポリゴンの分布を均一にする際にも使用できます
  • 過度に適用すると形状が崩れる可能性があるため、段階的に適用することをおすすめします

 

リラックス機能は、キャラクターモデリングにおいて特に重要です。例えば、顔の表情や筋肉の動きをモデリングする際に、この機能を使用することで、より自然で滑らかな形状を作成できます。

blender ループツールとアドオンの連携テクニック

ループツールの機能をさらに拡張し、モデリング作業を効率化するために、外部アドオンとの連携が効果的です。ここでは、ループツールと相性の良いアドオンとその活用法を紹介します。

  1. Hard Ops

    • ハードサーフェスモデリングを強化するアドオン
    • ループツールのブリッジ機能と組み合わせて、複雑な機械部品のモデリングが可能

  2. Boxcutter

    • ブーリアン演算を簡単に行えるアドオン
    • ループツールのサークル機能で作成した円形状に、精密な切り抜きを追加できる

  3. Auto Mirror

    • オブジェクトを自動的にミラーリングするアドオン
    • ループツールで作成した形状を簡単に左右対称にできる

 

これらのアドオンとループツールを組み合わせることで、作業効率が大幅に向上します。例えば、ループツールでベースとなる形状を作成し、Hard Opsで詳細な部分を追加、Boxcutterで切り抜きを行い、最後にAuto Mirrorで対称性を確保するといった流れが可能です。

 

アドオンの選択と使用方法については、以下のBlenderアドオンガイドを参考にしてください。

 

ループツールとアドオンを効果的に組み合わせることで、Blenderのモデリング能力を最大限に引き出すことができます。初心者の方は基本的なループツールの機能から始め、徐々にアドオンを導入していくことをおすすめします。経験を積むにつれて、これらのツールを自在に操り、複雑なモデリングにも対応できるようになるでしょう。

 

以上、blenderのループツールとアドオンを活用したモデリング効率化について解説しました。これらの機能を使いこなすことで、より創造的で効率的な3DCG制作が可能になります。ぜひ、実際のプロジェクトで試してみてください。

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