Blenderは、Windows、macOS、Linuxの主要なオペレーティングシステムに対応しています。各OSごとの最小システム要件は以下の通りです:
ただし、快適に使用するためには、これらの最小要件を上回るスペックのマシンを使用することをおすすめします。特に、3DCGの制作では、高性能なGPUが重要な役割を果たします。
Blenderのインストールファイルは、公式サイトから無料でダウンロードできます。以下の手順に従ってください:
なお、Blenderには安定版(Stable)と最新機能を含む開発版(Experimental)があります。初心者の方は安定版をおすすめします。
Blenderの公式ダウンロードページ:
https://www.blender.org/download/
ダウンロードしたインストーラーを実行し、以下の手順でセットアップを行います:
インストール後、デスクトップにBlenderのショートカットが作成されます。これをダブルクリックしてBlenderを起動しましょう。
Blenderを初めて起動すると、初期設定画面が表示されます。ここで以下の設定を行います:
これらの設定は後からでも変更可能ですが、最初に適切に設定しておくと、スムーズに作業を始められます。
通常のインストール版とは別に、Blenderにはポータブル版も用意されています。ポータブル版の特徴は以下の通りです:
ポータブル版を使用するには、ZIPファイルをダウンロードして解凍し、フォルダ内に「portable」という名前の空のフォルダを作成するだけです。これにより、Blenderはポータブルモードで動作します。
ポータブル版は、複数のPCで同じ環境を使いたい場合や、システムに変更を加えたくない場合に便利です。
Blenderにアドオンをインストールする手順は以下の通りです:
なお、一部のアドオンはBlenderに標準で搭載されています。これらは「プリファレンス」の「アドオン」タブで直接有効化できます。
Blenderの機能を大幅に拡張する、おすすめのアドオンを5つ紹介します:
これらのアドオンは、それぞれ特定の作業を大幅に効率化したり、新しい表現を可能にしたりします。例えば、Sapling Tree Genを使えば、複雑な木のモデリングを数クリックで行えます。
アドオンの詳細な使い方や設定方法については、各アドオンの公式ドキュメントやチュートリアル動画を参照することをおすすめします。
アドオンは非常に便利ですが、使用する際は以下の点に注意しましょう:
特に互換性の問題は重要で、互換性のないアドオンを使用すると、Blenderが正常に動作しなくなる可能性があります。
Blenderのアドオンは、Pythonを使って自作することができます。自作アドオンの基本的な構造は以下の通りです:
アドオンの自作は、Blenderの深い理解につながり、自分の作業フローに完全にマッチした機能を実装できる魅力があります。
Blenderのアドオン開発に関する詳細なガイドはこちら:
https://docs.blender.org/manual/en/latest/advanced/scripting/addon_tutorial.html
アドオン開発を始める前に、PythonとBlenderのAPIについて基本的な知識を身につけておくことをおすすめします。また、既存のオープンソースアドオンのコードを読むことも、良い学習方法です。
以上、Blenderのインストールからアドオンの活用まで、幅広く解説しました。Blenderは非常に奥深いソフトウェアですが、適切な設定とアドオンの活用により、より効率的で創造的な3DCG制作が可能になります。ぜひ、これらの情報を参考に、自分だけのBlender環境を構築してみてください。
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