Blender ショートカット Mac で効率アップ

Blenderを使うMacユーザー向けに、作業効率を大幅に向上させるショートカットキーを紹介します。視点切り替えや編集モードの操作など、知っておくと便利な技を解説しますが、あなたのワークフローを変える意外なショートカットとは?

Blender ショートカット Mac 基本操作

Blenderの基本操作とMac用ショートカット
🖥️
視点切り替え

テンキーの代わりにセミコロン「」を活用

🔄
モード切替

オブジェクトモードと編集モードをTabキーで切替

⌨️
キー設定

プリファレンスでカスタマイズ可能

Blender ショートカット Mac 視点操作の基本

Macでブレンダーを使用する際、視点操作は作業効率を大きく左右します。テンキーがないMacユーザーにとって、視点切り替えは少し工夫が必要です。

 

まず、セミコロン「」キーを押すと、視点切り替えのPieメニューが表示されます。このメニューから素早く視点を変更できます。

 

また、以下のショートカットも覚えておくと便利です:

  • ⌘ + 1:正面ビュー
  • ⌘ + 3:右側面ビュー
  • ⌘ + 7:上面ビュー
  • ⌘ + 0:カメラビュー

 

視点の回転は、マウスの中ボタンを押しながらドラッグします。ズームインとズームアウトは、マウスホイールを使用します。

Blender ショートカット Mac モード切替と選択操作

Blenderでの作業効率を上げるには、モード切替と選択操作のショートカットを押さえることが重要です。

  • Tab:オブジェクトモードと編集モードの切替
  • A:全選択
  • Alt + A:全選択解除
  • B:矩形選択
  • C:円形選択

 

編集モードでは、以下のショートカットも活用しましょう:

  • 1:頂点選択モード
  • 2:辺選択モード
  • 3:面選択モード

 

これらのショートカットを使いこなすことで、素早く正確な選択が可能になります。

Blender ショートカット Mac 編集操作の効率化

モデリング作業を効率的に進めるために、以下の編集操作ショートカットを覚えておきましょう:

  • E:押し出し
  • S:スケール
  • R:回転
  • G:移動
  • ⌘ + R:ループカット
  • I:インセット(面の差し込み)
  • ⌘ + B:ベベル

 

これらのショートカットを組み合わせることで、複雑な形状も素早く作成できます。例えば、面を選択してEキーで押し出し、すぐにSキーでスケールを調整するといった具合です。

Blender ショートカット Mac カスタマイズと設定

Blenderのショートカットは、ユーザーの好みに合わせてカスタマイズすることができます。以下の手順で設定を変更できます:

  1. 「編集」メニューから「プリファレンス」を選択
  2. 「キーマップ」タブを開く
  3. 変更したいショートカットを検索
  4. 該当する項目をクリックし、新しいキーを割り当てる

 

Mac特有の設定として、「入力」タブの「テンキーを模倣」オプションをオンにすると、テンキーがなくても数字キーで視点操作ができるようになります。

 

Blender公式ドキュメントのキーマップ設定ガイド

 

このリンクでは、Blenderのデフォルトキーマップと設定方法について詳しく解説されています。

Blender ショートカット Mac 意外と知られていない便利技

最後に、あまり知られていないがとても便利なMac用Blenderショートカットをいくつか紹介します:

  • ⌘ + ⌥ + 0:アクティブカメラを現在のビューに設定
  • Shift + S:3Dカーソルのスナップメニュー表示
  • ⌘ + .:ピボットポイント変更メニュー表示
  • F3:検索バーを開く(コマンドを素早く実行可能)

 

特に注目したいのは F3 キーの検索機能です。これを使えば、覚えきれないほど多くのBlenderコマンドを、キーワード検索で素早く見つけて実行できます。

 

これらのショートカットを駆使することで、Macユーザーでもスムーズなブレンダー操作が可能になります。日々の作業の中で少しずつ取り入れていくことで、作業効率が飛躍的に向上するでしょう。

 

Blender日本語マニュアルのキーマップ入門

 

このリンクでは、Blenderのキーマップの基本概念と、カスタマイズの詳細について日本語で解説されています。

 

以上、MacでのBlenderショートカット活用法をご紹介しました。これらの技を習得することで、3DCG制作の効率が大幅に向上するはずです。ぜひ、自分の作業スタイルに合わせてカスタマイズし、より快適なBlender環境を構築してください。