Blenderでオブジェクトをリンク複製する基本的な手順を説明します。まず、複製したいオブジェクトを選択し、オブジェクトモードであることを確認します。次に、キーボードショートカット「Alt+D」を押すか、メニューから「オブジェクト」→「複製」→「リンク複製」を選択します。
リンク複製されたオブジェクトは、元のオブジェクトと同じ位置に作成されます。マウスを動かすことで、新しい位置に移動できます。位置が決まったら、左クリックで確定します。
リンク複製されたオブジェクトは、元のオブジェクトとメッシュデータを共有しているため、編集モードで一方を変更すると、他方も同時に変更されます。ただし、オブジェクトモードでの変形(移動、回転、拡大縮小)は個別に行えます。
リンク複製されたオブジェクトにモディファイアを適用する際は、注意が必要です。モディファイアはオブジェクトごとに個別に適用されるため、リンクされた全てのオブジェクトに同じ効果を与えたい場合は、それぞれにモディファイアを追加する必要があります。
効率的な方法として、以下の手順があります:
これにより、全てのリンク複製オブジェクトに同じモディファイアが適用されます。
リンク複製は、繰り返し要素の多いシーン制作で特に威力を発揮します。例えば、森林シーンを作成する場合、以下のような手順で効率的に作業できます:
この方法により、メモリ使用量を抑えつつ、自然な見た目の森を効率的に作成できます。
リンク複製されたオブジェクトのアニメーションについても理解しておくことが重要です。基本的に、リンク複製されたオブジェクトは元のオブジェクトのアニメーションデータを共有します。つまり、一つのオブジェクトにアニメーションを設定すると、リンクされた全てのオブジェクトが同じように動きます。
これを活用すれば、例えば群衆シーンのアニメーションを効率的に作成できます:
ただし、個別のアニメーションが必要な場合は、オブジェクトのリンクを解除する必要があります。
リンク複製を使用する際に遭遇する可能性のある問題とその解決方法について説明します。
これらの問題に対処することで、Blenderのリンク複製機能をより効果的に活用できます。
リンク複製のトラブルシューティングに関する詳細な情報は、以下のBlender公式ドキュメントで確認できます:
Blender公式マニュアル - リンク複製
以上、Blenderのduplicate linked機能について詳しく解説しました。この機能を適切に活用することで、複雑なシーンの制作効率を大幅に向上させ、同時にファイルサイズやメモリ使用量を抑えることができます。初心者の方は基本的な使い方から始め、徐々に高度なテクニックを習得していくことをおすすめします。Blenderの深い機能を理解し、クリエイティブな可能性を広げていきましょう。
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